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\5,000
作家:伊東孝志
作品タイトル:サバニ・後姿
作品サイズ:210mm×297mm
(額装サイズ:310mm×400mm)
印刷データ:美術6色印刷(200線)
ロストンカラー・ホワイト紙(135kg) |
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●琉球古舟・サバニ
かつて沖縄と奄美は琉球とよばれるひとつの國だった。おだやかなウル(珊瑚・サンゴ)の海と、みどり深き森の生い茂る美しい島々は海路で結ばれ、その往来は豊かな思いやりに満ちあふれる人々に支えられていた。なぜならこのような小さな木造舟・サバニで、あの大海原を乗り越えて来ることの大変さを、島に生きる人々は誰もが理解していたからである。一昨年'05そして昨年'06と、幾人かの仲間たちと沖縄を漕ぎ出で、梅雨明けにふく南風・カ−チベ−(夏至風)を帆につかまえ、奄美までの250〜300kmの大海原とその島々を渡る旅をした。海から来る者に対して、どの島のひとたちも全てにおいて優しく、こころ暖まる数多くの親切を私たちは受けたのだった。それにしても外洋航海も可能な木造舟・サバニを造り上げた琉球の古人(いにしえびと)の叡智とその技術には驚くばかりである。(35年前、私の母方の祖父・池田梅彦の時代までサバニは奄美でも漁や島々の移動交通手段として日常に使われていた。) |
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